絹で作られている着物は湿気が大敵です!

着物に限らずシルク素材のドレスやブラウスなども湿気に気をつけてくださいね。

 

理由はいくつかありあますが、大きな理由は2つ!

 

 1 縮む(収縮)

 線維の構造や組織にもよりますが、絹や毛などの天然繊維は縮みやすいです。仕立てる前の加工処理によっても差があります。

 

 2 カビ

 カビは湿気があると発生し、絹だけでなく紙でもなんでも生えてしまいますね。ひどくなると変色したり、さらには生地を弱らせて穴が空いたりしてしまいます。

 

他にも、錆びが出たり、柄がほかの場所に移ってしまったり、変色したり、様々なトラブルの多くの場合は湿気が原因です。

カビが出てしまった訪問着

では「湿気」はどこから来るのか?

雨や体から出る汗など着ている時の湿気もありますが、今回は「たんすの中」など、保管中の湿気のお話をします。

 

 1 住環境の変化

 昔の木造家屋は減り、機密性の高い住居が増え、

 木製のたんすは減り、クローゼットに便利な収納家具を使って収納することが増えた。

 

大工さんの作るものって、木の収縮も計算されていて、程よい通気性があったんですね。

 

 2 着物を着る機会

 着る機会が少なければ、タンスが閉まりっぱなしになりますね。

 

 3 虫干しの習慣

 住空間の変化もあり、着物にまつわるその習慣を昔と同じように行うことは、なかなか難しいですね。

 

そのために長期間タンスに着物を仕舞いっぱなしになっている方や着物の虫干しって?という方も多くいらっしゃるのはないでしょうか?

 

 「うちにある着物は機密性の高い部屋で何年も入れっぱなし・・・湿気を含んで良くないだろうな・・・」

 

気になりますよね。

 

 「でも、どうやって虫干しするのか分からないし、着物もたためない!」

 「どうしたらいい?」

 

ではせめて、

よく晴れた日に、たんすの引き出しを開けて、扇風機で風を当てましょう!

 

できれば・・・

  • たとう紙の紐を解いて開けてみて、着物の間に挟んである厚紙があれば、抜く。
  • たとう紙ごと引き出しから取り出して並べ、風を当てて乾かす。
  • たんすに戻すときに上・真ん中・下の順番を入れ替える。

 

とにかく動かして空気を送りましょうね。

 

縮みやカビにもレベルがあり、少しならリファイナリーで仕上げるだけで着られるかもしれませんし、ひどくなるといくら高い料金をいただいてもお直しができなくなってしまします。

乾かせば元に戻るというものではないですし、早めにご相談くださいね。

当然、相談は無料です。

 

 「タンスを開けてる暇もないよ!!」

 

という忙しい方には「しるくパック」という長期保管用パックをご利用いただければ、虫干ししなくても大丈夫ですよ。

 

虫干しや着物のたたみ方の話はまた今度しますね。

 

 

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